9月23日(月)
その⑦の続きで、とうとう北海道遠征最終日。
今日は以前から行きたかった場所に行っちゃいます。
日の出と共に霧が晴れていく南富良野町よりおはようございます。
支度をして早速ホテルをチェックアウトします。
旧根室本線幾寅駅へ。
鉄路は廃止になってしまいましたが、駅舎は在りし日のまま佇んでいます。
もう夏も終わり秋が近づいてきている時期ですが、向日葵が変わらず花を咲かせています。
北上して島ノ下トンネルの撮影地へ。
徐々に秋に近づく山の上には月がまだ浮かんでいました。
やってきた普通列車は紫水でした。
続いてやってきたのはレッドベアーことDF200牽引の富良野貨物。
陽炎を揺らめかせながらトンネルを飛び出してきました。
この日はDF200-114が担当。
富良野地区で収穫される野菜(ジャガイモ・玉ねぎ)を輸送する季節貨物列車として「ふらのベジタ号」という愛称がついているそうで。
富良野産の野菜がこの貨物によって首都圏といった一大消費地に運ばれてくるのかと思うと感慨深いものがあります。
今シーズン最後のラベンダー編成キハ261-5000で運転される特急フラノラベンダーがトンネルを抜けて終点富良野に向けて駆け抜けていきました。
根室本線西側は石勝線開業以来優等列車が皆無に等しいので一度は乗ってみたいものです。
基本夏季のみのシーズン特急ですが、かつては紅葉やスキーシーズンにも運転されていたそうなので、インバウンド需要もさることながら夏季以外にもあってもいいように思えます...
さてさて、フラノラベンダーエクスプレスを撮影した後はちょっとだけ北上。
景勝区間でないためかかなり飛ばしていきました。
2026年度に新しい観光列車が誕生することから、2025年度をもって引退する可能性があるとかないとか...
こちらはラベンダー咲き乱れる時期に改めてきたいものです。
富良野地区での撮影は以上。
旭川市内で給油した後、旭川紋別自動車道をひたすら東に向かいます。
その⑨に続く。