9月23日(月)
その⑨の続きで、せっかく丸瀬布森林公園いこいの森まで来たので雨宮21号に乗車します。
1回800円で時間指定もないので空いてきたタイミングで乗車します。
雨宮21号の客車といえば井笠鉄道で活躍したホハ18・19が有名ですが、今日はかつて林野庁北見営林局留辺蘂営林署の温根湯森林鉄道で活躍していた岩崎レール工業製小型客車が連結されています。
井笠鉄道の客車は車庫で北見営林局の10tディーゼル機関車や緩急車と一緒にありました。
どうやら年数回ある特別運行時に運転されているようです。
雨宮21号を保管している車庫。
車庫の近くにはかつて丸瀬布駅構内で使用されていた貨車移動機も。
雪国ということで排雪板も付いています。
倉庫の片隅にはなぜか瀬戸瀬駅にあったタブレット閉塞器が。
なにゆえにここにあるのでしょうか…(?)
今回は岩崎レール工業製小型客車に乗車。
客車側面には森林鉄道時代を復元したサボが(快速なんてあったんですかね?)。
762mmのナローゲージのため客車はコンパクトな造りになっています。
客車からは石炭車と雨宮21号の運転席が見えます。
時間になり雨宮21号は汽笛をあげて出発(!)
列車は園内を右に左に車両をくねらせながら進んでいきます。
1週2㎞12分の乗車でしたがあっという間に駅に戻ってきてしまいました。
時刻はそろそろ16時になろうかというところ。
徐々に太陽が山間に落ちて行きます。
乗車していた時によさそうな場所を見つけたので構えてみることに。
爆煙を上げながら林の中をやってきました。
通過後、駅舎がある側は影の中に。
キャンプサイトのある側も徐々に陰に覆われていき次の1本がラストチャンスになりそうです。
唯一日が当たっていたところに移動。
日が落ちるのが早いか、雨宮21号が来るのが早いかドキドキしながら待ちます。
汽笛を鳴らしながらやってきました(!)
ナンバープレートが太陽光でギラリと。
味わい深い黒色になった(?)雨宮21号が通過していきます。
撮影はここまで。
今日は通常運転の日でしたが、年数回特別運行の日があり、鶴居村DLと2列車運行をしたり、夜間運転などもしているそう。
今度はそういった機会に訪れてみたいものです。
過去には冬季にも運転していたことがあったそうなので、雪の中を走る雨宮21号見てみたいものですね。
通過後しばらくすると太陽は山の向こうに隠れてしまい、あたりは徐々に暗くなっていきます。
温泉に入って空港に向かう前に汗を流してさっぱりしていきます。
露天風呂に浸かっていると遠くから雨宮21号の汽笛が聞こえてきました。
旭川に近づく頃には日もとっくりと沈み、残照が残るだけとなっていました。
レンタカーを返却して旭川空港へ。
荷物を預けていたら保安検査締め切りギリギリになってしまったので、さっさと中に入ります。
中に入るとすでに搭乗が始まっていました。
帰りはAIR DO88便羽田空港行に搭乗。
定刻19:30にドアクローズ。
ということでほぼ定刻通りに到着。
荷物を預けたのが最後の方だったこともあり、一番最初に返却。
なんとかリムジンバスに間に合い、バスに揺られながら帰宅します。
以上で今回の遠征は終了。
8月の道東に引き続き道北ロイヤルエクスプレスの追っかける遠征でした。
中々天気に恵まれませんでしたが、これは来年へのリベンジですかね…(?)
個人的には雨宮21号が撮影できたので十分満足の行くものでした。
今回の撮影中、ちょっとおもしろい話を聞いたのですがそれはまた別の機会に…
丸瀬布森林公園いこいの森
開園時期:4月下旬~10月下旬