長都温泉の鉄道撮影記

あちこちでカメラを構えて列車を撮ってます

【乗車録】宗谷本線に乗って その1

2024年9月20日(金)

宗谷ロイヤル追っかけ北海道遠征で、前からしてみたかった宗谷本線259.4kmを普通列車で乗り通しをしたのでその乗車録です。

 

今回乗車する321D~4323D~4325Dは乗車券のみで乗車できる追加料金不要の列車では新快速3323M~3523M敦賀播州赤穂行についで2番目(単一車両でという条件であれば1番)に長距離を走る列車となります。

 

昨日はドタバタ渡道で夜も遅かったのですが、なんとか5時に起床。

危うく寝坊していたら特急宗谷や午後の普通列車に乗ることになるところでした。

ということで5:30にホテルをチェックアウトし、駅前のローソンで朝ごはんと飲み物を購入し旭川駅へ。

 

おはよーございます

ロイヤルエクスプレスの横断幕が出迎えてくれます。

旭川稚内の片道切符を購入し、改札を抜けます。

 

普通列車稚内行は5番線からの発車

5番線にはすでに稚内行のキハ52が待機。

先週くらいまではキハ40も連結していたそうですが、増結は終わってしまったようでキハ54のみに。

 

今日の編成は稚内側からキハ54-509+キハ54-504 の2両。

後ろ側は途中の名寄で切り離しのため、終点稚内までは前1両のみ。

 

利尻富士が描かれた宗谷線サボ

終点稚内まで運行するキハ54-509に乗車します。

稚内行を担当するキハ54-509は転換式クロスシート。かつての0系から発生した転換クロスを再利用したものなんだとか。

キハ54-504であれば簡易リクライニングシートだったのですが…

 

乗車券と共に

6:03定刻通り列車はエンジンを唸らせ旭川駅を離れて行きます。

この列車は旭川~名寄間を321D、名寄~幌延間を4323D、幌延稚内間を4325Dと列車番号を変えながら途中、北永山駅以外のすべての駅に停車していき稚内を目指していきます。

 

旭川運転所

新旭川駅を過ぎると進行方向右手に旭川運転所が見えてきました。

運転所の奥にはキハ150やH100に紛れてDE15のラッセルヘッドが次のシーズンに備えて待機していました。

次のシーズンではまた追いかけたいものです。

 

途中和寒や剣淵、士別から名寄高校に通う学生さんたちが乗り込んできます。

名寄高校駅では20名弱の学生さんたちが降りて行き、名寄市がわざわざ駅を移設してまで高校近くに駅を作った理由がよくわかりました。

 

名寄
名寄駅のこ線橋は北海道最古のものなんだとか

そんなところで列車は7:40名寄駅に到着。

音威子府始発の対向列車の到着を待ちながら、後ろ側のキハ54ー504を切り離し。

 

既に最北部の始発列車は幌延折り返しで運休している模様

停車中、運転士よりこの先大雨の影響で列車が遅れる可能性がある旨の説明が。

天気予報で見るとこの先はまだ雨が降っているのですが、そこまで雨脚は強くないような…(?)

 

7:53雨の影響がくすぶる中定刻通りに名寄駅を出発。

ここからは通称宗谷北線と呼ばれる人口希薄地帯を通過して行きます。

 

その2に続く。