2026年3月14日(土)
その④の続きで、安田川に沿って旧魚梁瀬森林鉄道跡を辿って魚梁瀬を目指していきます。
馬路村の中心街を抜け引き続き魚梁瀬を目指して北上していきます。
馬路から比奈戸神社がある箇所までは旧魚梁瀬森林鉄道の線路は県道12号線安田東洋線から外れ安田川右岸を走ります。

木材加工工場を越え、安田川の支流から比奈戸神社のある地区へと貫く隧道河口隧道が見えてきました。
8番目の隧道で現在は村道の一部として活用され、坑道内には鉄板の擁壁が貼られています。
河口隧道を抜けると再び県道12号線安田東洋線に合流し、魚梁瀬へと続いていきます。
そして安田川水系と奈半利川水系を分ける新久木トンネルを抜け奈半利川沿いに県道は進んでいきます。

そしてそんな県道に突如、紅いトラス橋梁が現れます。
奈半利川の支流犬吠谷川に架かる橋梁で森林鉄道廃止後は県道の橋梁として活躍していました。

現在は2019年に発生した損傷により橋梁に歪みが発生し、使われず上部道路構造部分を取り除いてトラス橋部分のみが保存(?)されています。
一応これでも重要文化財の一つなのですが、使い込まれた痕跡を残して今も森の中にその姿を留めています。
ちなみにこの橋梁付近は本道であった犬吠橋が使えないため谷を下りて迂回している代替路が整備されているのですが、あくまでも一時しのぎの代替路ということもあり、南側に支流を最短ルートでショートカットできる改良道路が絶賛工事中だったり…
犬吠橋付近は旧道となってその内見れなくなるかもしれませんね。

ということでついに魚梁瀬の集落にやってきました。


奈半利川上流に位置し、四国では最大規模のダム・貯水池の規模を誇る電源開発㈱の魚梁瀬ダム。

ここで発電された電力は各地域の電力会社を通じ、四国四県だけでなく中国地方にも電力を提供しています。
規模が大きいだけあって提供エリアも広大ですね。

魚梁瀬ダムの下にはかつての魚梁瀬集落や旧魚梁瀬森林鉄道の各種施設なんかが今も眠っていたりしています。
旧魚梁瀬森林鉄道の安田川線と奈半利川線との分岐点であった釈迦ヶ生から上流側は代替路として高知県道54号魚梁瀬公園線が整備され、トラックによる森林資源輸送ができるようになっています。


そんな魚梁瀬の集落には森林鉄道の車両が保存されているそうなので行ってみます。
その⑥に続く。