2025年9月23日(火)
その㊵の続きで、三笠鉄道村を見学していきます。
屋外だけなく屋内にも北海道で活躍した車両が展示されているので見て回りましょう。
三笠鉄道記念館内には北海道で活躍したSL、DL、ELの計4両が保存展示されています。

現存するC12の中でもっと製造が古いC12 2。
晩年は苗穂工場の入れ替え機として活躍し、札幌市円山動物公園で保存展示された後ここ三笠の地に保存されています。

貨物牽引用テンダー式蒸気機関車の9600形の59609。
「キューロク」の愛称で知られ、四国を除く日本各地で活躍していました。
ここ三笠の地に保存されているのは岩見沢に最後まで配置され、主に幌内線で石炭輸送やヤードの入れ替えに従事していた59609になります。
(ちなみにこの59609実は新潟県立自然科学館に保存されている29622と入れ替わってしまっているのではといううわさがあるそうな…?)

9600形ですが、出力の割には軸重が軽く運用線区を選ばないのが特長だったSLということもり、北海道内では国鉄線だけでなく各地の炭鉱鉄道で石炭輸送を担当する機関車として活躍していました。
夕張鉄道や三菱鉱業大夕張鉄道といった炭鉱鉄道から北は日曹炭鉱天塩砿業所専用鉄道まで幅広く活躍していました。

北海道の交流電化後に岩見沢第二機関区に配置されたED76 500番台。
九州に配置されたED76と一応同型になってますが、本当に同じ系列の電気機関車か(?)というくらい違いがあります。

ED76の変圧器の絶縁にポリ塩化ビフェニルが使用されていた関係で2023年度末までの処分が必要となっており、小樽に保存されていたED75とED76は取り除くことが出来ないことから先頭部分だけを残して処分するという方法を取っていました。


中間台車も健在
一方でここ三笠鉄道村のED76は変圧器だけを取り出し、車両そのものは今も往年の姿を留めています。
巨大な変圧器どうやって取り除いたんでしょうね…(?)

59609(29622?)とED76 505は4両の保存機において車両が長いことから前に出て並んでいます。

DD13の中でも1966年以降に改良を加えられて製造されたDD13 300番台。
非重連型ということもあり、連結器回りがすっきりしています。

保存機の後ろ側には運転士育成用に各DL、ELの動力系やブレーキ系の操作と仕組みが表示された装置も展示されています。
しかもちゃんと動く(⁉)ので、仕組みを視覚的学べていいですね。
屋外の展示車両を一通り見学したところでそろそろ館内に入りましょう。
その㊷に続く。