長都温泉の鉄道撮影記

あちこちでカメラを構えて列車を撮ってます

【北海道遠征㉛】小樽市総合博物館を訪ねて その11

2025年9月22日(月)

その㉚の続きで、しづか号蒸気機関車を見たところで他の館内の展示を見に行きます。

 

い1号客車

しづか号の後ろに展示されているのは官営幌内鉄道時代に製造された一等客車のい1号客車です。

蒸気機関車がアメリカの鉄道を参考に設計されているのと同様、客車もアメリカンなデッキ付客車になっています。

 

車体だけなく台車や車輪までも木造なんだとか。

写真では見にくいですが、台車の四隅に車体とをつなぐチェーンが取り付けられており、軌道状況が良くない開拓地における車両の安全性を高めています。

 

い1号客車

一等客車第1号ということもあり、側面には「No1」の表記が。

官営幌内鉄道の開業から10年ほど経ってから手宮工場で製造され、70年ほど道内各地で活躍していました。

 

一等客車としてのロゴ

側面にはほかにも一等客車としてのロゴがあったり。

「1STCLASS」のSTの下に客車(?)と思われる意匠があったりと細かいところのデザインも手が込められています。

(見方によってはSLにも見える?)

 

車内

い1号客車は車内も見学でき、ダブルルーフ屋根の車内にはL字型にシートが並びます。

開業当初は手宮~札幌とそんなに距離がなかったので、この装備で事足りたんですかね…(?)

 

寒冷地を走るので当然ストーブも

車内灯はガス灯?

スピーカーかと思ったら北海道炭礦鉄道のロゴマークだった

車内には寒冷地を走る装備として石炭ストーブが設置されていたりと、極寒の北国を走る車両として必要な装備が施されていたり。

ダブルルーフということもあり、外の明かりが天井から入ってくるのいいですね。

 

歴代制服

さてそんない1号客車には歴代の制服が。

戦前の高級職位の礼服に短刀があるのは時代を感じますね。

 

続いては反対側の道内の鉄道史のエリアへ。

 

レール

道内や日本各所で使用された数々のレールが展示されていますね。

現北海道泊村にあった茅沼炭鉱軌道が日本で最初に開通した鉄道(といっても産出される石炭輸送専用だったが)ということもあってレールを展示しているんですかね…(?)

 

巨大な石炭塊

さて、そんな北海道の鉄道と切っても切り離せない存在である石炭も展示されていたり。

こんなに大きな塊で運ぶことはないそうですが、量を大量に運ぶとなると陸路での大量かつ高速輸送ができる鉄道の優位性が必要とされますよね。

 

そんな北海道の鉄道の歴史が展示されている鉄道展示室を見に行きましょう。

その㉜に続く。