2024年6月15日(土)
日帰り千葉②の続きで、列車は駅を離れ上総中野を目指して走っていきます。
窓を開けて少し生暖かい風を感じながらキハ52の旅を進めていきます。
途中野焼きをしている所があり、この煙をモクモク感じながら列車は走ります。

途中線路が草木に覆われ緑のトンネルになっている箇所も。

14:44列車は定刻通り多くの人に出迎えられながら上総中野駅に滑り込みます。
25分弱の旅路でしたがゆっくりを気動車に揺られながら移動するのはいいものですね。
出発時刻まで色々と撮影。

駅舎の向こうにたたずむキハ52

DMH17Hエンジン
ホームが少しカーブになっているので足回りがよく見えます。



車止めの先に行くことはあるのでしょうか…?

DMH17Hエンジンを唸らせながら列車は川や山を越えていきます。
15:35列車は大多喜駅に定刻通り滑り込みます。
駅にはすでに65D上総中野行が待機しており、キハ52到着後駅を離れて行きます。

こうしてキハ52といすみキハ20が並ぶと製造年数では大きく離れますが、よく似た兄弟車に見えます。
キハ52は65Dを見送った後、車庫に入庫します。

キハ52
駅南側の踏切まで進み車庫線へ。

キハ52
今日の役目を終え、アサガオ咲く車庫に入っていきます。
車齢を考えるといつ引退してもおかしくないのでまた来たいものです。
お隣茨城県を走るひたちなか海浜鉄道のキハ205(キハ52と同系列の気動車)が今秋に引退という話もあるそうで。
そのうち本線上を走る国鉄キハ20系列の気動車はいすみ鉄道のみになってしまうのでしょうか…
おまけ
帰りは6月末で定期運用がなくなる255系特急わかしお16号で。
今日日聞かなくなってきた「特別急行」の案内放送に迎えられながらやってきました。

房総特急といえば255系でしたが、アクアラインの値下げや圏央道開通による高速バスの台頭で、気が付いたら9両を持てあますようになり活躍の機会の場が減少傾向でした。
本当は3月のダイヤ改正で引退の予定だったらしいのですが、諸事情により6月末まで定期運用が組まれていたのは鉄オタ的にはありがたいところです。
