2024年1月4日(木)
北海道遠征④の続きで、今日はラッセル車がウヤなので切り替えて観光を。
最北端の宗谷岬に向かいます。
今日は天気がいいので樺太の大地も海の向こうに見えます。
一応今日は平日なので、宗谷岬からの戻りの際に役場の支所で最北端到達証明書をゲット。
お昼というには遅い時間ですがセイコーマートで買ったおにぎりをほおばり、日本海オロロンラインをドライブで南下していきます。
時刻は16時を過ぎ日がかなり傾き最北の日本海を紅く照らし始めています。
刻一刻と日が沈んでいく中、夕陽に照らされた美しい利尻富士が姿を見せてくれています。
日没間際にはより紅い夕陽が水平線に落ちていきます。
日が沈み徐々にあたりは暗くなっていきますが、利尻富士の存在感は変わらずそこにあります。
北緯45度を超える頃にはだいぶあたりも暗くなり徐々に利尻富士も遠ざかっていきます。
海から振り返って陸地側を見ると風力発電が海からの風を受けて回っています。
そしてどこからともなく鹿の鳴き声が聞こえてくるので、より安全運転で南下していきます。
ここで事故にあったら色々と詰んでしまうので…
そうこうしている内に天塩の街に到着。
身体もかなり冷えてきたので温泉に入ります。
アンモニア臭のする茶褐色の温泉には驚きましたが身体の芯までポッカポカに。
温泉にも入ったのでそろそろ稚内に戻ります。
豊富バイパスを抜けている時に、ふと今から行けば最終の稚内行普通を撮影できるのではないか…と思い、急遽抜海駅へ。
駅に着くころには最終列車がもうそろそろ到着する頃でした。
2番線側に回り稚内行を待ちます。
少ない乗客を乗せた最終稚内行が抜海駅を離れるところをパシャリ。
木造駅舎のドアが経年劣化なのか歪んでしまっているのがまた渋いです。
とはいえ今年で開業100年を迎えた当駅ですが、とうとう来年のダイヤ改正で路線図から消えてしまうことに…
ほぼ乗降客のいない駅の維持管理というのは大変なのは想像に難くないですが寂しいものです…
この後はホテルに戻って天気予報のチェック。
どうやら引き続き気象状況がよく、雪が降らないそうなので明日もラッセルがウヤの可能性がありそうです…
以上で今日はおしまい。
その⑥に続く。